すごく頭のいい凹。
最近、よく凹と、芝生遊びをしている。
散歩に行ってくれる人が、なかなかいないし、芝生で用を済まし、ご飯をあげて、食べるのを待って、片づけて、もう一回芝生に行きたがるので、また芝生でひとしきり遊んで、自分から小屋に入るのを待って、ご褒美のおやつをあげて終了。
ところが今日は、二回目の芝生遊びが終わっても、なかなか小屋に入らない。
「いいよ。凹が小屋に入りたくなるまで、ゆりりんこ、付き合うよ。タバコでも吸ってまってるよ」
凹は私のそばに来たり、フェンスの出口のところに行ったりして、やっぱり、小屋に入らない。
まだ遊んでほしいのかと思い芝生のほうに行くと。
私のそばに寄り添って歩き、ずっとついてくる。
芝生を往復して帰ると、出口に行き、私をじっと見た。
「そうか!凹!ゆりりんこと、散歩に行きたいんだね!」
凹は私のそばに来て離れない。
「ダメなんだよ。凹。お正月まで、ダメなんだよ」
凹にはお正月がわからない。
でも、ダメという言葉は覚えているので、ダメなんだ~~ということは、わかったらしい。
「小屋に入ってお水を飲みな」
これは、帰る前のいつもの言葉だ。
凹は、やっと、小屋に入った。
ご褒美のおやつをあげて帰ってきた。
凹は、本当に頭がいい!!!!!
それに、他のだれよりも、私と散歩にいきたいらしい。
かわいいな~~~。
ごめんね。凹。散歩に行けなくて。私も早く、凹と散歩に行きたいんだよ。
とても賢くて、とてもかわいい凹です。