名古屋の怪しいマッサージ。

ケーキバイキングの後は、近くのユニクロに行くと決めていた。

ホテルを出てユニクロ方面に歩きだした。

マッサージ１時間、２９００円の文字が目に入った。

安い！疲れている！これや！

その上、チラシを持っていけば、２７００円になるらしい。

小さな雑居ビルの四階。

勇気を持ってレッツラゴー！

小さなエレベーターから降りると、そのままマッサージ屋さん。

誰もいない。。。

「こんばんは～～～」

「はい」

おじさんがでてきた。日本人であるだけでよしとしよう。

カーテンのかかった狭いマッサージ室が８個ほど奥に伸びている。

そこに通された。着換えろという。トレーニングウエアみたいなのに着替える。

マッサージしてくれる。

そこそこ気持ちいい。

しかし、この雑居ビル、、、。火事になったらどうすんのさ？

こわいよな～～～。非常口アンの？

非常口付近で折り重なって。。。みたいなニュースが頭をよぎる。。。それも何回も。。。

でも、きもちいい～～～。

一時間は瞬く間に過ぎ。。。

「はい。終了です。熱いお茶と、冷たいお水と、どちらかのまれますか？」

「冷たいお水お願いします」

無言で立ち去るマッサージ師さん。

玄関先に置かれた、ソファーとテーブルの小さいものに、紙コップが置かれ、無人。

飲んで。

「ありがとうございました」

無言。。。

先払いだったので、帰ってきた。

命の危険を感じた、怪しいマッサージであった。

ユニクロで使う予定のお金を使ったので、ホテルに帰った。

途中雷が鳴り始め、雨がぽつりと落ちてきた。

ユニクロに行っていたら、雨に降りこめられていたところだった。

人間、なにが幸いするかわからないものだ。

それにしても、怖かったわ～～。