ゆりりんこの病活日記

心の病気と乳がんと乾癬 振り返りつつ心地よく生きる

凹の老化。

凹が、老いてきていることはわかっていましたが。

ここまで、老化しているとは思いませんでした。

今日は、散歩に行き始めたら、大粒の雨が降ってきました。

早く切り上げて帰りたかったのですが、凹は一番遠まわりの川沿いの道に行きたがりました。

珍しいことなので、凹につきあってあげることにしました。

雨はそのうち上がりました。

凹は、川沿いの道に上がる階段のところで躊躇しました。

それでも何とか階段を上がり川沿いの道を歩きました。

途中でなぜか川沿いの道を引き返したがりました。

引き返すと階段を下りなければいけません。

はたして今の凹に、階段を下りることができるのでしょうか?疑問でしたが二回ほど誘導してもどうしても引き返すので、階段を下りることにしました。

10数段ある階段です。コンクリートです。

「凹こっちだよ」

凹は少し躊躇しましたが、足を踏み出しました。

階段をまるで落ちるがごとく、ドドドッドと滑り落ちてしまいました。

凹も驚いたようで、私も驚きました。

しゃがみこんでいる凹の頭をなでながら、

「凹大丈夫?怖かったね!痛かったね!」

凹は幸いどこも怪我はしていないようでしたが、おびえていました。

おやつを取りだして、凹にあげました。

凹はしっかり食べました。

もう大丈夫だと思い、帰りました。

凹が、あんなに転げ落ちるように階段を落ちたのは初めてのことで、私もショックでした。

凹は、もう、大好きな川沿いの道には連れて行ってあげられないのかもしれません。

凹との思い出の沢山詰まった、あの川沿いの道に、もう凹はいけないかもしれません。

涙が出てきます。

とても辛いです。

凹は雨の日でも遠まわりの川沿いの道に行きたがり、私を困らせていました。

そんな凹が、、、。

涙が止まりません。

でも、そんな年老いた凹のことも全部覚えておきたいです。

川沿いの道をすごく遠まわりをして、一緒にコンビニに牛乳を買いに行った時の凹のことも。

階段を転げ落ちてしまった今日の凹のことも、しっかり覚えておきたいと思います。

凹、最後の日まで、私と一緒にいてね。

そして、二人で頑張ろうね。

大好きだよ凹。

今日は、大きなウンチが出て偉かったね。

頑張ろうね。

私も頑張るからね。