津市を舞台にした犬と家族の本。
津市を舞台にした、二匹の犬と、三人家族の、暮らしをつづった小説が出版された。
「ピンとイチのものがたり」
美濃野川のほとりの田圃道に捨てられていた、一匹の子犬
小学一年生の亮太に、拾われるところから、物語は始まる。
亮太の母、裕子の戸惑いと決意。亮太の父、啓介につっけてもらったピンと言う名前。
家族の一員になった、ピン。
美野屋川のほとりの散歩道の、季節ごとに移り変わる、繊細で大らかな風景描写。
成長していくピンと亮太。
恋に落ちて、身ごもるピン。
子育て落第生のピン。
ムツゴロウ先生も、絶賛する、犬と家族の物語。
犬と暮らしたことのある方には、「そうそう!ほんとにそう!」と膝を打つ、犬との生活の機微を描く。
目次はこんな感じ。
読んでみなけれは、この面白さは、伝わらない。
この感動の物語。
ラジオ、新聞などにも取り上げられています。
この7月出版されたばかりです。
自費出版ではありません。
文芸社からの、正式な出版物です。
本屋さんやアマゾンで手に入ります。
本当に感動するので、おススメです。
三重県から、新進気鋭の、新人作家、誕生です。
私もこの本を読んで、最後泣きました。
久しぶりに、いい本に出会いました。
「ピンとイチのものがたり」
井上富美子 著
1300円