ゆりりんこの病活日記

心の病気と乳がんと乾癬 振り返りつつ心地よく生きる

ヨガのレッスン。

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私の通っているヨガスタジオは、自宅から徒歩5分。

 

普通のお家がスタジオで、普通の若い主婦が先生の、お気楽なお教室です。

 

お教室の最後に、カードにスタンプを押してくださる。

ここが、私のお気に入りなのですが、先生は、スタンプの上を、そっとティッシュで押さえてくださり、お洋服やバックの中を汚さないように配慮してくださいます。

 

この気配りがいい。

このスタジオには、この先生の細やかさが、隅々に至るまで配慮されています。

 

自宅ですから、もちろん家具とかもありますが、ガラス扉には素敵な優しいファブリックが張られ、目隠しされています。

レッスン中に気が散るということがありません。

 

床はピカピカに磨かれ、塵一つ落ちていません。

 

大きな掃き出し窓には、レースのカーテン、そして雨戸はしめられています。

外の音に気が散るということもありません。

 

環境音楽が流れ、空気清浄機の作動する静かな音がしています。

 

先生の呼吸の音がよく聞こえます。

先生は、独特の呼吸法をされているのでしょう。

深く吐く。深く吸う。

その音に合わせて、私も呼吸を整えていきます。

 

自分の呼吸が乱れたら、先生をよく見ます。先生は体全体で呼吸をされているので、私もそれにあわせて、また呼吸を整えることができます。

 

いろいろなポーズをとります。

ポーズとポーズの間には、必ず身体を緩ませます。そして大きな呼吸をして、また呼吸を整えます。

 

私はもともと、どちらかというと関節が外向きについています。だから、ヨガにあっている体つきなのではないでしょうか。

ポーズをとっていて、苦しいと思うことが少ないのです。

 

始めてヨガをしたときから、「なんて楽なのだろう?」と思いました。

そして、この先生のお宅で、初めてヨガをしてから、自分の身体に起こった奇跡のような変化を、そっと観察した私は、ヨガは私に合っている。との思いを深くしました。

 

なんでも、興味を持ったら熱中する私です。

1年ほど、朝6時に起きて、掃除をしてから、ヨガを1時間する生活をしました。

その時に、職場に隣接した整形外科に、アスリート指数を計る機械が導入されました。

試しに計ってみたら、全女性職員中一番いい結果が出たのです。

 

その後、ヨガ熱も冷めたりして。サボることも多くなりましたが、そんな時でも、

「ああ~~ヨガがしたい」といつも思っている自分に気が付くのです。

 

今日もヨガのレッスンにお邪魔いたしました。

 

ながい間サボっていて、2回目ですので、最初は深い呼吸ができません。

それが、レッスンの最後には、先生と同じリズムで、深い呼吸ができるようになっているのです。

 

ヨガの呼吸は、鼻呼吸です。

昔から、口呼吸だった私には、これを習得するのにずいぶん時間を要しました。

 

多分、自宅で毎日、朝ヨガをしていなかったら?たぶん今でもできていなかったでしょうか。それほどまでに、私にとっては、鼻呼吸は難しかったのです。

 

ご存じですか?座禅の呼吸も鼻呼吸なのです。

鼻呼吸は、心を落ち着かせ、心を静めるのにふさわしい呼吸法なのです。

 

つまり、私の心の病気にとても有効な呼吸法なわけです。

 

私は、頓服を飲むほど心が乱れたとき、必ず鼻呼吸をしてみます。

爽やかな空気が、鼻から入ってきます。暖かい空気が鼻から出ていきます。

救われた気持ちになります。

 

ヨガは本当にいいです。

 

これで、1回700円。

 

お得人生まっしぐらです(笑)